動物をお迎えするにあたりまして、なついてくれるか、どうしたらなついてくれるか、気になる方はたくさんいらっしゃると思います。
特にモルモットとなると「なつかない」と言われているぐらい、臆病なところがありますし、あまり態度にも出してくれません。
そんなモルモットですが、うちのプルウは割となついていると思いますので、経過を書いてみます。
目次
現状見せてくれる態度
膝に乗ってきます
おやつが欲しい時や、おやつの気配を感じたときは、いち早く私の膝に乗ってきます。
そして、手のにおいを嗅いできて「おやつちょうだ~い」とでも言わんばかりに私の指をペチペチ叩いて来たりペロペロなめたりw
飼い主としては、これがかわいくて仕方がありません!
掃除の邪魔をします
掃除をしているのは分かっていないようですが、掃除を始めると構ってもらえると思ってプイプイ言い始めます。
私がケージの前に行くときは大抵の場合、広々としたスペースに移って遊んでいるのでその影響かな。
なでさせてくれます
ライト君の方は条件が厳しいのですが、プルウは割と頭をなでさせてくれます。
いい子にしていたときや、ご飯の副菜を残さず食べたときなどになでていたので、褒められているのが分かるみたいです。
それでは、ここからは、お迎えしたときからのことを書いていきます。
お迎えしたとき
うちはプルウが生後1ヵ月のときにお迎えしました。
その時は本当にビビリで怖がりで、少し触ろうとしただけで全力で走り出してしまい、捕まえるのが大変なほどでした。
少しでも「自分の居場所」から出るのが怖いみたいで、ペットショップでは店員さんがケージ(ショーケースみたいなものでした)から出した瞬間に慌てふためいて、おしっこしてしまうほど。
怖かったよね。
そんな色々があって、家でのケージの準備やらなにやらが終わって、お迎えに行ったら……やっぱりキャリーの中で怖がってキョロキョロしていました。
連れて帰っている最中はずっとキャリーの中を走り回っていまして、疲れたでしょうね。
お迎え1週間ほどまで
ただでさえ臆病な動物なのに、性格が怖がりなので、飼育書通りになるべくそっとしておきました。
困ったのが朝晩2回の掃除のときで、掃除中はキャリーで待っててもらっていたのですが、まず捕まえるのが大変でした。
「お掃除するよ~。おいで~」
話しかけても、怖いのが先行してしまうのかとにかくケージ内を走り回る!
というわけで、この時は触らせてもくれませんでした。
お迎えから一か月ほどまで
とにかくなつく気配がないので、この子はなつかない子なのかな、とも思いつつ飼育環境を過ごしやすいように頑張って変えてみたりしていました。
この辺りから、ケージの外に出る訓練を始めました。掃除の間、毎回キャリーの中じゃ窮屈だと思っていたので。
具体的にはステップをケージにかけて、プルウが大好きなリンゴを点々とおいていくという。
この訓練のときに、必死になったプルウが混乱して私の手に噛みつく事件が!
本当に痛かったです。
「怖いの嫌だね、ごめんね」なんて話しかけてみたら、なんとこの時、プルウが私の指をペロペロとなめてきました。なついてくれていると感動した瞬間です。
気持ちは通じているものだと感じてその後も毎日訓練を続けていたら、ある日ステップからピョン! と、お外の世界へ!
この日からケージの外を怖がることはなくなりました。
お迎えから三か月ほどまで
プルウも何となくなついてくれている感じなのですが、手からおやつを食べてくれることがありませんでした。かなりビビリな性格ですね。
これはモル飼いの先輩に知恵をいただくのがいいのかなと思いまして……そんなことを相談できる先輩、いないよ。
と、いろいろ調べていたら個人経営のカフェで、店長がモル飼いさんのお店を発見。(一応、どこかは秘密)
とりあえず行ってみたら、たまたまお客さんがいなかったので店長さんとお話をすることができました。
あんまりなついてくれないことを相談すると
- 仲良くなるにはおやつが早い
- その子の好きなおやつを探すのもよい
- 手を出して怖がるならとにかく話しかけてあげるのもよい
とのこと。
帰ったら早速、いつもより多く話しかけました。
声のトーンにも気を付けて話しかけていくと、プルウの方から徐々に距離を縮めてくれておやつも手渡しできるようになりました。
また一歩近づいてくれたな、と思いました。
お迎え四か月目
お迎え四か月目で心配なことがありました。
年末年始で帰らねばならなくなったりなんなりで、プルウをペットホテルに預けることに。
毎日顔を合わせていたのに、3日間も別々です。飼い主としては寂しいところ。
後、プルウに忘れられないかとヒヤヒヤしました。
結果としてはペットホテルに預けて、のびのびと生活させていただけたみたいでした。
ペットホテルのオーナーさん曰く、「怖がりだけど、好奇心がたくさんあって良い子ですね」だそうです。
基本、静かに暮らしていたそうですが、怖かったのでしょうか。と、分からないけどプルウも飼い主も帰宅。
帰ってきたプルウはまずはサークルの中をうろうろして、知っている場所だと確認しているようでした。
最後にケージの中を確認。天井のにおいを嗅ごうとして……コケてました。(もちろん、飼い主キャッチ)
やっぱり、自分のケージが落ち着くらしくて、その後は寝ていました。
まとめ
四か月目から後は徐々に膝に乗ってきたり、自分から寄ってきたりしてくれました。
こうして書いてみて、モルモットがなつくまで気を付けたことややったことをまとめますと、
- お迎えした後は環境に慣れさせよう!
- その子の性格を見極めよう!
- 話しかけてあげよう!
- おやつでコミュニケーションをとろう!
- モルモットのペースに合わせてあげよう!
という5点に絞られると思います。
焦らずに徐々に距離を縮めていけば、「あ、なついてくれている!」と思う瞬間が何回もあります。
モルモットがなつかないという方も焦らずに接してあげてください。