今日はPENTAX KPの撮影モードについて調べてみました。

今のところ入門書通りにAvモードしか使っていないもので、それぞれが何に向いているのかを把握しておきたかったもので……。

まず、撮影モードを切り替えるつまみには、AUTO、P、Sv、Tv、Av、TAv、M、Bがあり、それ以外はU1~5の合計13個のモードがあります。

これは大きくは「オートモード」と「露出モード」に分かれます。

①オートモード:AUTO(シーンアナライズオートモード)
 ほぼカメラに任せて自動的に撮影するモード。間違いは少ないものの痒いところに手が届かない。

②露出モード:P、Sv、Tv、Av、TAv、M、B
 シャッター速度、絞り値、ISO感度を設定して撮影する。

③その他:U1~5
 よく使う露出モードと撮影設定を登録しておける。

つまり、この②の違いが分からない訳です。

設定の可能・不可能は説明書のP49に載っているのですが、素人には良くわかりません。

というわけで調べてみました。

Pモード:プログラム自動露出
 初心者には難しい絞り値やらシャッタースピードやらの関係や効果が分からなくても失敗せずに撮影できる。
 被写体の明るさに合わせて適切な絞り値とシャッタースピードをカメラが自動で設定してくれる。

Svモード:感度優先自動露出
 ISO感度を撮影者が手動で設定すれば、カメラが自動的に絞り値とシャッタースピードを設定してくれる。
 ISO感度を固定したい場合に用いる。

Tvモード:シャッター優先自動露出
 撮影者がシャッタースピードを設定すれば、カメラが絞り値を自動的に設定してくれる。
 私が撮影するであろう中で使うべき場面は滝、川、海などの水の動きがある風景写真。

Avモード:絞り優先自動露出
 撮影者が絞り値を設定すれば、カメラがシャッタースピードを自動的に設定してくれる。
 動きのないものを撮影するのに適している。被写界深度を考えながら撮影すること。

TAv:シャッター&絞り優先自動露出
 絞り値とシャッタースピードを手動で設定する。カメラは自動的にISO感度を設定する。
  絞り値とシャッタースピードを固定したい場合に用いる。

M:マニュアル露出
 絞り値もシャッタースピードも手動で設定するモード。
 カメラが自動補正してくれなくなる。
 露出を大きく変えたいときなどに使う。

B:バルブ露出
 夜景や天体撮影時に用いる。シャッターボタンを押している間だけ露光され、シャッターボタンを離すとシャッターが閉じる。

ISO感度と絞り値を覚えればバランスの取れた写真が撮れるのかな?

まだ作品って言える写真を撮るのには遠いなぁー;

ライターやるために一眼レフを覚えようとしていたのに脱線してきた気はしますが……修業は続きます。

参考
 PENTAX KPの説明書
 より快適に露出設定を行えるPENTAXの“ハイパー操作系”とは?
 将来有望!手持ち撮影の神モード「TAVモード」を使っていますか?
 Canon 写真用語集
 デジタル一眼レフカメラ 初心者入門講座

最終更新:2020/3/3